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2023年の健康本ベストセラーは?

2024.01.01

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

出版取次大手の日本出版販売(日販)とトーハンが、2023年の年間ベストセラーを発表しました。昨年はどんな本が多く読まれたのでしょうか。

実用書ランキングに入った6冊

日販、トーハンの「単行本実用」部門のベスト10に入ったのが、次の6冊です。

・『80歳でも脳が老化しない人がやっていること』
西剛志先生(アスコム)
→日販、トーハン3位
・『薬に頼らず血圧を下げる方法〈文庫版〉』
加藤雅俊先生(アチーブメント出版)
→日販4位
・『発達障害の人が見ている世界』
岩瀬利郎先生(アスコム)
 →日販5位、トーハン4位
・『毎日脳活スペシャル 運転免許認知機能検査対策 車の運転脳強化ドリル』
古賀良彦先生ら(文響社)
 →トーハン5位
・『運動を頑張らなくても腎機能がみるみる強まる食べ方大全』
上月正博先生(文響社)
 →日販10位
・『1日1問解くだけで脳がぐんぐん冴えてくるドクターズドリル 脳神経外科医が医学的エビデンスをベースに考案』
石川久先生(アスコム)
 →トーハン10位

脳を健康にする方法を教えてくれる本

日販、トーハン両方の実用本ランキングで3位に入ったのが、脳科学者の西剛志先生が書かれた『80歳でも脳が老化しない人がやっていること』です。2022年8月に出版され、20万部を超えるベストセラーになっています。

日本人の平均寿命は男女ともに80歳を超え、女性は90歳に近づいているなか、ただ「長く生きたい」というよりも、「長生きするなら、健やかに。脳も元気なままでいたい」と願う人が増えているように感じます。

この本は、同じ主張を繰り返すようになったり感情的になったり、記憶があいまいになったりと脳が老けてしまう「老人脳」の人と、いくつになっても新しいことに挑戦して若々しく生きている「スーパーエイジャー」の人の差はどこにあるのか――がテーマです。

言葉を度忘れしたり、人の名前がパッと出てこなかったりすると、「若い頃はこんなことはなかったのに……」と、脳の働きは20~30代ぐらいがピークなのかな、なんて思うかもしれません。
でも、うれしいことに、そうではないそうです。西先生によると、脳の働きはそれぞれの能力によってピークが違っていて、「語彙力のピークは67歳」など、50代以降も伸びる能力がある、とのこと。
では、どうやったら脳の働きの“ピーク”を長く保ち、いつまでも若々しくいられるのか――。その具体的な方法が紹介されています。

脳の本は人気

脳関連では、『毎日脳活スペシャル 運転免許認知機能検査対策 車の運転脳強化ドリル』『1日1問解くだけで脳がぐんぐん冴えてくるドクターズドリル』もランキングに入っています。
一方で、「単行本ノンフィクション」の部門には、矢部太郎さんの『マンガ ぼけ日和』(かんき出版)や、藤井英子先生の『ほどよく忘れて生きていく 91歳の心療内科医の心がラクになる診察室』もランクインしています。

いつまでも若々しい脳と体でいられるように努力をする一方で、年を取ればある程度衰えるのは自然なこととおおらかに構えることも大切なのかもしれません。いろいろな本を読みながら、自分なりの“中庸”を探せればいいですね。

◎参考
日販「2023年 年間ベストセラー」
https://www.nippan.co.jp/wp-content/uploads/2023/11/2023nenkanbest_20231201.pdf

トーハン「2023年 年間ベストセラー」
https://www.tohan.jp/bestsellers/upload_pdf_past/20231201bestseller_2023.pdf

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